知らなかった…。人工内耳の適応基準が、改正されてたなんて。
【小児の人工内耳適応基準】
適応年齢:2歳→1歳6ヶ月
聴力レベル:100デシベル以上→90デシベル以上
これって、どうなんだろう。わたしは、ちょっと理解しがたい。
2歳でも早いと思ってたのに、さらに早期から手術適応とするなんて。
元STのわたし。小児の人工内耳には、反対。
何もわからぬまま電極を埋め込まれて、物心ついたころから訓練が始まる。
遊びたい盛りなのに、STと親と3人でマッピング(音入れ)の訓練。
発音の練習…。こんなの、子どもにとっていいわけがない。
もちろん、人工内耳の成功例もいっぱいいると思うし、ちっちゃい頃に
手術を受けて、おとなになった人もいっぱいいると思う。
その人たちに、専門科の人たちにどうこう言うつもりはない。
きっと、人工内耳が大いに役立っていると思うし、なくてはならないものだろうから。
でも、装用してるのに手話で話をしてる人を見ると、ちょっと疑いたくなる。
装用したばっかりの頃は、無邪気で、元気で、やんちゃだったのに、
マッピングの訓練が始まった途端に、おとなしくなってしまった子どもに
出会ったときも、本当にこれでいいのかなぁ?と思った。
「聞こえる」ことは、すばらしいことでもなんでもないのに。
龍の子学園の子ども達は、ちっちゃい手で、たくさん話す。
まっすぐで、やんちゃで、本当に子どもらしい。
「聞こえない」ことを「かわいそう」だと思うような社会を変えたい。
そんな風に思うけど、あまりにも無力なわたし。
家族や友人ですら、納得させることができない。
手話をやってることを「すごい」とか「えらい」とか言われない社会にしたい。
外国語を学んでるのと同じだっていうこと、ちゃんとした「言語」であるということ。
音声言語だけが「言語」じゃないということに、気づいて欲しい。
そして、もう一度人工内耳の意義について考えてほしい。
2006年08月01日
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ちえぞうさん同感です。日本は一つの言語だけで構成されているようなものだから手話を言語として認めがたいのかもしれません。
コメント、ありがとうございます。
いつか…。言語として認められる日がくるといいのですが…。
この記事を書いてから、将来のことばかりずっと考えています。
何をしたいのか、何ができるのか…。
「人工内耳を勧める医者の意識改革」につきるのかな・・・。
親が聞こえない子を持って最初に出会うのは、医者だろう。
その医者は聞こえるための方法だけでなく、ろう者として生きていく方法もあることをきちんと情報提供をするべきだと思う。
もちろん、そのためには手話の言語的地位の高まりやろう者理解がないといけないんだけど。
コメント、どうもありがとうございます。
お医者さんはやっぱり、自分の技術向上のために手術をしたいだろうし、
病院側は営利目的で手術を勧めるだろうし…。
せっかく手話を、ろう文化を学んだんだから、
何かしたいという思いはあるけど、どうしたらいいのか。
考えれば考えるほど、袋小路にはまっていきます。